骨・軟部肉腫の臨床成績および予後因子の調査

自主臨床研修 − 研究課題 −

実施期間2024年12月31日まで
研究機関大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学(整形外科)
大阪府立成人病センター 整形外科
国立病院機構 大阪医療センター 整形外科
主任研究者吉川秀樹
研究目的骨・軟部肉腫は非常に稀な難治性疾患で、多数の亜型が存在するためそれぞれの亜型における詳細な臨床成績や予後因子は解明されていません。本研究の目的は大阪大学整形外科 骨・軟部腫瘍チームが診療にあたった症例の治療成績を後方視的に検討し予後因子を解析することにより、各亜系での治療成績の向上を図ることを目的とします。
対象と方法当院および関連病院で診断・治療された骨・軟部肉腫患者を対象とします。年齢制限を設けませんが(未成年も含む)、臨床情報が不十分なものは除外されます。本研究は、介入を伴わない、資料等を用いた後ろ向き多施設研究として実施され、画像、血液データ、病理診断、年齢、性別、発生部位、サイズ、腫瘍の悪性度、病気分類、治療方法、腫瘍学的転帰など、匿名情報化された診療情報を用いて解析を行います。
意義本研究により骨・軟部肉腫の各亜系の臨床成績や予後因子が明らかになれば、その臨床像と治療に対する反応を理解したより適切な治療が可能になることが期待できます。
プライバシーの保護プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。
研究への参加を拒否する場合ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、2019年12月31日までに問い合わせ先までご連絡下さい。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学整形外科 王谷 英達
連絡先電話番号:大阪大学整形外科学(06-6879-3552)