骨粗鬆症・変形性関節症・関節リウマチの病態および各種治療効果に関する研究

1.研究の対象 1993年1月~2024年12月に当院および大阪南医療センター・大阪労災病院・大阪刀根山医療センター・JCHO大阪病院・JCHO星ヶ丘医療センター・市立豊中病院・行岡病院・北大阪ほうせんか病院・豊中敬仁会病院・かとう整形在宅クリニック・永山リウマチ整形外科で骨粗鬆症・変形性関節症・関節リウマチの診断で診察・加療を受けられた方々です。
2.研究目的・方法 本研究の目的は骨粗鬆症・変形性関節症・関節リウマチ患者の病態および実臨床における各種治療効果を後ろ向き研究により明らかとすることです。対象患者のカルテ調査とX線・CT・MRI・骨塩定量等の画像検査や、血液検査結果などを中心とした後向き調査を行います。調査票は匿名化された状態で主に調査事務局(大阪大学大学院医学系研究科整形外科医局)にて集計解析を行う予定です。研究期間は認可日~2024年12月31日の予定です。
3.研究に用いる試料・情報の種類

情報:
1) 年齢・性別・身長・体重・病歴・罹病期間・骨粗鬆症治療薬・関節リウマチ治療薬・服薬状況・既往歴・併存症・骨折歴・身体所見・身体機能評価・疾患活動性・手術既往等
2) 単純X線写真:骨折の有無、変形性関節症や関節リウマチにおける関節破壊進行度、手術部位の術前術後の状態等
3) 骨塩定量検査:腰椎・大腿骨・前腕および全身の骨密度等 4) 採血検査データ:血算・生化学・骨代謝・糖脂質代謝・炎症マーカー等

4.外部への試料・情報の提供 上記データは個人が特定できないように匿名化された状態でパスワードをかけた電子ファイル等に保管されます。この状態で必要に応じて共同研究機関へ電子的配信等で情報が送られます。データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。
5.研究組織

【共同研究機関・研究責任者】
国立病院機構大阪南医療センター 平尾 眞
大阪労災病院 坪井 秀規
JCHO大阪病院 西川 昌孝
大阪刀根山医療センター 高樋 康一郎
JCHO星ヶ丘医療センター 椚座 康夫
市立豊中病院 栗山 幸治
永山リウマチ整形外科 永山 芳大

【既存情報の提供のみ行う機関・研究責任者】
北大阪ほうせんか病院 澁谷 亮一
行岡病院 行岡 正雄
豊中敬仁会病院 阪口 正博
かとう整形在宅クリニック 加藤 泰司

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

大阪大学医学部整形外科
〒565-0871大阪府吹田市山田丘2-2
Tel 06-6879-3552
担当者・研究責任者
大阪大学大学院医学系研究科 運動器再生医学共同研究講座 特任准教授 蛯名耕介
研究代表者
大阪大学大学院医学系研究科 運動器再生医学共同研究講座 特任准教授 蛯名耕介