骨軟部腫瘍治療後の予後機能評価

実施期間 2022年3月31日まで
研究機関 大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学(整形外科)
大阪国際がんセンター 整形外科
国立病院機構 大阪医療センター 整形外科
ベルランド総合病院 整形外科
姫路赤十字病院 整形外科
主任研究者 吉川秀樹
研究目的 骨軟部腫瘍は運動器に発生する腫瘍であり、手術などの治療方法によって、予後だけでなく患肢機能も大きく左右されます。そこで、今回多施設の骨軟部腫瘍治療後の症例を対象に、治療後の予後と患肢機能を評価し、予後ならびに患肢機能に影響を与える因子を検討することを本研究の目的とします。
対象と方法 転移性骨腫瘍を含む骨軟部腫瘍に対し手術や放射線治療もしくは化学療法を行い、大阪大学医学部附属病院ならびに共同研究参加施設で経過観察を行っているもしくは行っていた患者を対象とします。7歳未満の症例は機能評価が困難であるため患肢機能評価の対象から除外します。骨軟部腫瘍治療後の定期的な通院時に、治療後生存期間ならびに一般的に日常診療で用いられている機能評価の結果を調査し匿名化の上で解析を行います。
意義 本研究で生存期間に関連する因子や、治療後に高い患肢機能が維持される因子を検討することによって、適切な治療が可能となることが期待できます。
プライバシーの保護 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。
研究への参加を拒否する場合 ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、2022年12月31日までに問い合わせ先までご連絡下さい。
本研究に対する問い合わせ先 大阪大学整形外科学 竹中聡
連絡先電話番号:大阪大学整形外科学 (06-6879-3552)