脊椎、骨盤、下肢の解剖学的形状と骨密度との関係に関する研究

研究の対象 2008年1月から2019年12月までに当院で股関節の手術を受けられた方
研究目的・方法 骨密度は一般的にDual Energy X-Ray Absorptiometry(DXA)を用いて腰椎、大腿骨にて評価されます。しかし、全身の骨の骨密度が腰椎、大腿骨と同様であるとは限らず、骨密度が部位によって大きく異なっている可能性があります。そこで本研究では脊椎、骨盤、大腿骨の解剖学的形状、骨密度をCT画像、レントゲン画像、DXAを用いて評価し、それぞれの骨の解剖学的形状が骨密度に与える影響、ならびに骨折との関連性を調査します。研究機関の長の許可日から2025年3月31日まで研究実施予定期間としています。
研究に用いる試料・情報の種類 2008年1月から2019年12月までに当院で股関節手術を行うために撮像された、X線画像、CT画像、骨密度検査結果を匿名化し、データベース化します。データベースは奈良先端科学技術大学院大学に構築します。
外部への試料・情報の提供 奈良先端科学技術大学院大学に構築されたデータベースへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、大阪大学の研究責任者が保管・管理します。
研究組織 大阪大学大学院医学系研究科運動器医工学治療学 菅野伸彦
奈良先端科学技術大学院大学情報科学領域生体医用画像研究室 佐藤嘉伸
安藤病院 北浦達也
お問い合わせ先 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科運動器医工学治療学
電話 06-6879-3271
菅野 伸彦(研究責任者)

研究代表者:
大阪大学大学院医学系研究科運動器医工学治療学 菅野 伸彦