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クリニック紹介 研究・業績

オプトアウト内容 iPS髄核細胞再生

通常、患者様を対象とした研究を実施する際には、文書で説明を行い、同意を得て実施します。患者様への侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者様のお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開することが必要とされております。

このような手法を「オプトアウト」と言い、当科での一部の研究をオプトアウトの手法で行っています。

ご自分の記録や情報・試料について当該研究で使うことを望まれない方については、その方の記録や情報・試料を用いずに研究を実施いたしますので、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

研究課題名 椎間板変性の病態および分化・維持に関わる遺伝子の解析に基づくヒトiPS細胞からの髄核細胞再生
研究概要
研究の意義・目的

椎間板変性は、腰痛や神経障害の原因となるのみならず、脊柱構造の破綻を来たし特に高齢者における日常生活障害の主な要因の一つとなっています。椎間板変性は髄核組織(椎間板の構成組織の一つ)の変性に始まりますが自己修復能、細胞増殖能に乏しく内因的な修復は期待できません。椎間板変性に伴う脊椎疾患は高齢化社会とともに増加の一途を辿っており、ヒトiPS細胞から髄核細胞への分化誘導法および髄核組織再生法を確立することができれば、椎間板変性に起因する種々の疾患に対する革新的な治療となり患者・社会・経済的な恩恵は甚大です。

本研究では、脊椎疾患治療により患者様から得られた椎間板組織の遺伝子発現を網羅的に解析し、ヒトiPS細胞から髄核細胞への分化誘導法・髄核組織再生法を確立することです。

研究の内容・方法

脊椎疾患により摘出された椎間板組織を検体とします。当施設では遺伝情報は扱わず、患者様からの検体採取のみを行います。採取された検体は京都大学iPS細胞研究所に提供し、遺伝子発現解析を行います(※個人を特定するような遺伝情報は取得しません)。椎間板細胞の増殖・分化・恒常性維持に関わる遺伝子を探索し、その結果同定された各種遺伝子をヒトiPS細胞に導入することで髄核細胞への分化誘導法・髄核組織再生法の確立を目指します。

研究期間 2016年3月−2020年3月
研究対象 脊椎疾患により椎間板の摘出が必要となった患者様
収集する試料・情報 手術の際に椎間板を摘出します。通常、摘出された椎間板は廃棄されるため、それに伴う危険や不利益はありません。
個人情報の取り扱い

すべての個人情報については、法律や倫理指針に基づき、情報保護とプライバシー尊重の原則を遵守いたします。患者様の診療情報の中に含まれる、お名前、生年月日、カルテ番号、住所、電話番号等、ご本人を特定しうる個人情報については、匿名化を行い、情報が外部に漏れないように厳重に管理、保管します。また、研究成果が公表される場合にも、患者様本人が特定されないように取り扱います。

いったん同意された後でも、不利益を受けることなく、いつでも同意を取り消すことができます。その場合は、ご協力のために採取させていただいた椎間板や、遺伝子を調べた結果などは廃棄され、それ以降は研究目的に用いられることはありません。ただし、すでに研究結果が論文などで公表されていた場合など、患者様の試料の解析結果が統計的にまとめられていたり個人を特定できない状態になっていたりすると、選び出して廃棄できない場合があります。

遺伝子解析結果の開示 本研究では、多くの方々から提供された試料を分析した上で、椎間板組織の再生に必要な遺伝子発現パターンを同定し、iPS細胞から椎間板組織を再生する研究が行われます。個人の病気の診断や治療に直結する結果が出る可能性が低いため、患者様の試料の解析結果を、個別にお伝えすることは想定していません。
共同研究機関 京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門 細胞誘導制御学分野 教授 妻木範行
研究機関名/研究責任者 大阪大学医学部医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
講師 海渡 貴司
問い合わせ先 大阪大学医学部医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
講師 海渡 貴司
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
TEL: 06-6879-3552
FAX: 06-6879-3559