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ご挨拶

ご挨拶

吉川秀樹教授からみなさまへのご挨拶です。

整形外科 ますます広がる担当範囲

近年、人口の高齢化や、スポーツの普及、リハビリテーション、福祉など関連分野の進歩により、整形外科はますますその担当範囲を広げつつあります。また、文化の向上により、さらにQualityの高い生活が求められ、整形外科の担う役割も大きくなっています。たとえば、高齢化による骨粗鬆症およびそれに起因する大腿骨頸部骨折・脊椎圧迫骨折の増加が社会的問題になりつつあります。外科的に骨折を治療するだけでなく、骨代謝の基礎的研究によって得られた知識を応用し、遺伝子導入やサイトカイン・増殖因子投与により、骨折治癒の促進や骨密度の増加を目的とした新しい治療法の開発が急務であります。また、関節リウマチ、骨軟部腫瘍、骨系統疾患などの整形外科難治性疾患に対しても、サイトカイン治療、遺伝子治療などの新しい治療法の開発が必要です。一方、過去には疾患を治療し、失われた機能を正常にまで戻すことを目的としていた整形外科ですが、現在では、より高いレベルの機能回復のための整形外科医療が必要になってきています。プロ野球選手の肘や膝の靭帯再建などがその一例です。このように、整形外科の守備範囲、担う役割は、益々広がりつつあり、整形外科医療の需要は将来も増加し続けるものと考えます。

豊富な同窓会員、多数の関連病院に支えられた整形外科

大阪大学整形外科は、1945年に開講し、70年の歴史があります。同窓会員数は約750名、関連病院は約70施設あります。大阪地域の整形外科医療の質を守るために、また世界に伸びる大阪大学整形外科であり続けるためには、まず、優れた整形外科医師の着実な育成・輩出が最も重要な責務と考えています。大阪大学整形外科では、教員、大学院生、専攻医、研究生をあわせて、常時60名以上の人員で、診療、教育、研究を行っています。専門外来は、股関節外来、関節炎外来、脊椎・側彎外来、スポーツ・膝外来、肩関節外来、腫瘍外来、小児整形外来、手の外科外来などがあり、それぞれ最先端の高度な整形外科医療を行っています。

阪大整形ロゴ_

未来医療、高度先進医療の供給

研究グループとしては、骨再生グループ、軟骨再生グループ、骨軟部腫瘍グループ、リウマチ・関節炎グループ、3次元動態解析グループ、コンピューター支援外科グループなどがあり、国際的レベルの基礎研究を行っています。また、大阪大学医学部附属病院未来医療センターにおける、高度先進医療プロジェクトとして、骨髄幹細胞を導入した人工骨による骨再生医療、培養滑膜細胞による関節軟骨・半月板の再生医療などの臨床研究を実施しています。その他、新規人工関節の開発、関節動態解析、関節鏡手術の開発、関節リウマチに対する新規治療、骨軟部腫瘍の新たな治療法の開発などを行っています。今後は、現在および将来の社会が求める高度な整形外科医療を供給したいと考えています。

大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
教授 吉川秀樹

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