中井隆彰

私は、初期臨床研修の2年間を市立伊丹病院で終えた後、平成23年に大阪大学整形外科医局に入局しました。入局後、市立伊丹病院整形外科に1年間勤務した後、大阪府立成人病センター、国立大阪医療センターを経たのち、現在は大阪大学医学部付属病院に病棟医として勤務しております。

大阪大学整形外科の魅力のひとつは、関連病院の多さにあると思います。大阪市内、北摂地域を中心に多くの関連施設があり、そこには様々な規模の病院が含まれます。当然、勤務する病院により、扱っている疾患は多岐に渡るので、病院ごとに様々な経験をつむことができます。勤務する病院ですが、卒後しばらくは、1年単位で勤務地が変わります。慣れたころに転勤になるため、最初は不安もありましたが、それ以上に、様々な症例を経験する機会を与えられますし、また、多くの先生と接することが何より大きな自分の財産となっているように感じます。各々の進路についてですが、年に2回、ローテーター会議というものがあり、自分の進路について相談したり、希望を大学に伝えたりする機会がありますので、個人にあった研修を送ることができています。