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女性整形外科医募集

女性医師が働きやすい環境づくりを積極的に支援しています。

宣言

「大阪大学整形外科ネットワーク」では、女性医師が働きやすい環境づくりを積極的に支援いたします。

現場からの生の声をお届けいたします

実際に女性整形外科医として大阪大学で日々仕事に励んでおられる先輩方の声をご紹介します。

浦川ひかり先生 平成24年入局:岡山大学卒業
行岡千佳子先生 平成21年入局:岩手医科大学卒業
梶野央子先生 平成21年入局:岡山大学卒業
黒田早苗先生 平成16年入局:岡山大学卒業
今井優子先生 平成19年入局:大阪市立大学卒業
上杉彩子先生 平成15年入局:名古屋市立大学卒業
服部高子先生 平成12年入局:東京女子医科大学卒業
山中酉佳倫先生 平成14年入局:奈良医科大学卒業

はじめに

「整形外科」と聞くと、男性的なイメージがついて回ります。なぜでしょうか?「整形外科は、骨や筋肉を診る」という印象が強く、なんとなく力を要する感じがするのかもしれません。しかし、実際は力仕事なんてほとんどありません。手術にしたって、1人でするわけではなく、チームでするものですから、力の助けはどこからともなくやってきます。足や手を支えるにしても、コツがあり、軽い力で手足を支えることは十分に可能です。整形外科は、源流と考えられる整形術がはじまった頃は、小児疾患(斜頚、股関節脱臼、内反足)が対象だったんです。その後たった250年ほどの間に、急速な進歩とともに、グローバル化を遂げ、現在では、少子高齢化社会ということもあり、小児疾患はもちろんのこと、脊椎・関節の変性疾患や腫瘍、骨粗鬆症、それに伴う骨折まで老若男女の疾患を扱うようになり、リウマチやリハビリテーションを含めた運動器の回復を目指す科となっております。この運動器の回復を目指す科であることがまさにポイントで、寝たきりの人が歩けるようになるなど、痛みと戦い、もがき苦しんでいた人が元気に明るく回復する様をみていると、私たちまで前向きに取り組んでいこうという気持ちになり、健やかな生活を公私ともに送ることができるようになります。これは、仕事と家庭を両立していくうえでも非常に大切なことではないでしょうか。

働きやすい環境

一言・・・

妊娠・出産・育児は、人として、動物として、本能的な職務のひとつで、たいへん重要です。医師としての仕事は大切かもしれません。しかし、この本来の職務も大切な仕事のひとつなのです。しかも、限られた期間にしか許されない天からの授かりものとも言える仕事なのです。「大阪大学整形外科ネットワーク」では、この大切な期間、女性医師にとって不当な扱いを受けることがないよう、必ず支援いたします。具体的には、仕事量の軽減や休職、当ネットワークによる職場へのバックアップや人事異動、復職へのサポート、各人に応じた社会貢献法の提案を積極的に行います。

復職しやすいんです!

「整形外科」は、たいへん復職しやすい科です。他科との比較は一概にはできませんが、「大阪大学整形外科ネットワーク」に限って言えば、復職当初はパートや非常勤として短い時間の勤務、負担の少ない勤務(当直や救急業務のない勤務)から始めて、その後状況に応じて臨床現場へ復帰していくことが可能です。(勿論、希望により常勤としての復職もOKです。)

復職はいつでもOK!

復職の時期は、人によって様々な希望があると思います。女性医師は、社会にとっても非常に貴重な人材です。基本的には、復職はいつでも結構です。ブランク次第であることは確かですが、休職前にある程度の技能を身に付けていれば(当ネットワーク卒後臨床研修を受けていれば)、外来業務には即戦力として復帰することが十分に可能です。例え十分な技能を身に付けていなくとも、復職時点での技能に応じて臨床研修(指導)を受けていただき、一人前の整形外科医として社会貢献いただけるようになるまで、様々な面から支援いたします。

「研究」にいつでもWelcome!!

最近、「研究」職がおもしろくなってきています。整形外科に関わる分野の研究が著しく発展していることから、研究に眼を向けて下さる先生方もたくさんおられます。医師として、まさにこれからキャリアアップするという時期と、女性として、出産・育児をする時期が重なることはよくご存知のことと思います。臨床は人に左右される職場ですが、研究は自分自身でマネージメントする職場です。華やかな臨床の世界に比し、どちらかと言えば孤独な世界ですが、仕事と家庭を両立させ、キャリアアップしたい女性にとっては、格好の職場でもあります。また、臨床現場にいきなり復職することが怖いと感じられる方であれば、研究を行いながら、少しずつ実戦感覚を養うリハビリをしていただき、ある程度の期間(研究の目処や臨床現場への復帰に対する自信)を経た後、現場に復帰することも可能です。

気になる放射線業務ですが・・・

放射線業務が気になる女性は多いと思います。当然、希望に応じて、放射線業務の免除や放射線業務のない部署(研究、大学院、リハビリテーションなど)への配置転換を行います。実際の現場では、言いにくいと思うかもしれません。その時のために、「大阪大学整形外科ネットワーク」が存在するのです。いつでも相談に来てください。強い味方にこそなれ、決して不利なようにはいたしません。

職に対する責務を感じる方に・・・

「就職・退職・再就職」の利便性は間違いありません。「大阪大学整形外科ネットワーク」は、働きやすい環境を作るサポートをするコミュニティーですから、突然の産休や育休に対応して、その職場や同僚に迷惑をかけないよう、できうる限りのサポートを行います(代診や人事異動を含めて)。また、復職しやすい職場を準備いたします。ただ、、、このコミュニティーを維持するにあたって・・・こういったことは、当ネットワークに所属する人員や関連施設が多いからこそなせる業です。早急な対処が可能であるのもそのおかげです。そのため、もちつもたれつであることは理解していただきたいと思います。自分がやりたいようにやればよいというわけではなく、自分が助けられたと感じれば、次の許される機会にはぜひとも人を助けていただければと思います。そうすることで、このネットワークは最大限に力を発揮し、お互いに働きやすい環境ができあがるのです。

大阪大学整形外科ネットワーク女性医師入局状況
(平成10年以降を記載)

なんと!毎年入局者がいます!!

平成10年: 1名 平成11年: 3名 平成12年: 4名 平成13年: 3名
平成14年: 4名 平成15年: 1名 平成16年: 1名 平成17年: 1名
平成18年: 1名 平成19年: 2名 平成20年: 1名 平成21年: 4名
平成22年: 3名 平成23年: 1名

大阪大学整形外科ネットワーク所属女性医師研修先状況
(平成18年以降を記載)

間違いなく充実した後期臨床研修ができます!!

平成18年 高木瑠以子先生
(藤田保健衛生大学卒業)
りんくう総合医療センター → 大阪府立母子保健総合医療センター
→ 姫路赤十字病院 → 大阪厚生年金病院
平成19年 金子恵子先生
(香川大学卒業)
大阪大学医学部附属病院 → 箕面市立病院
平成19年 今井優子先生
(大阪市立大学卒業)
星ヶ丘厚生年金病院 → 大阪府立母子保健総合医療センター
→ 八尾市立病院 → 大阪大学医学部付属病院